障害者支援施設桐ヶ丘移転創設工事
このプロジェクトに関わることが決まったとき、どんなプレッシャーや不安がありましたか?
1~6工区まであり、延べ6千人近くの職人さんが入った大規模な現場です。当時入社1年目の私には、
不安しかありませんでした。与えられた仕事は点検や看板の設置といった初歩的な安全管理業務でしたが、職人さんたちは「全体を把握している中田建設の人」として接してくるので……質問を投げかけられるたび、先輩に確認するため走り回っていました。
工期中、「これはまずい」「上手くいかない」と冷や汗をかいた瞬間はありましたか?
工期の終盤に所長から「自分で考えてやってみろ」と任された、全90か所の室外機用の基礎工事がまさにそれでした。工事のスケジュールを立て、進捗を管理するだけでなく、職人さんの日程調整まで任されたので、自分が判断を間違うと現場が滞ってしまうという重圧で冷や汗が止まりませんでした。
その壁を、佐々木さんはどのように乗り越えましたか?
知ったかぶりをしないで、分からないことは素直に聞くことを心がけました。職人さんたちもこちらが新人と分かると、「これは、こうやるんだよ」「こうしたほうがいいよ」と作業のいろはを親身になって教えてくれて。結果的に90か所の基礎工事をやり切ることができました。
現場の職人さんの言葉や対応で、「救われた」と感じたことはありましたか?
それまでの自分は人と話すのがあまり得意ではなかったのですが、桐ヶ丘の現場で出会った職人さんたちが「よっ!新人、順調か?」「頑張ってるかー?」と気さくに絡んでくれたおかげで、だんだんと会話が苦ではなくなっていきました。今、自分が初めて会う人とも普通に話せるのは、桐ヶ丘での経験が大きいです。
プロジェクトが無事に完了した瞬間、どんな思いが込み上げてきましたか?
工期が15か月と長かったこともあり、達成感と解放感が同時にこみ上げてきました。初めての大きな現場で、無事に竣工の日を迎えることができた経験は、きっと一生忘れないと思います。
| 所在地 |
秋田県南秋田郡井川町寺沢字綱木沢133-1 |
| 施工面積 |
敷地面積:9454.00㎡ |
| 建築面積 |
4269.92㎡ |
| 延床面積 |
4009.07㎡ |
| 構造 |
木造平屋建て |
| 竣工年月 |
令和8年3月 |